2006年3月24日 (金)

ドラマの最終回

今シーズンのドラマは「アンフェア」と「白夜行」を観ていたのですが、今日が「白夜行」の最終回で、「アンフェア」も火曜が最終回だったので、もう観るものがなくなってしまってちょっと寂しい気分でいます。

「アンフェア」は友達のおススメで観始めました。その為、一話だけ見逃したのですが、それ以降は欠かさず観てました。

犯人としていろんな候補が出てきましたが、真の黒幕は一番身近で一番犯人としてありえない存在である「安藤」でしたね。

『一番犯人(悪人)から遠い存在が犯人である』という法則は、サスペンスのお決まりでもありますから、まさか、あんなに優しい彼が!?と驚きながらも、「やっぱりね~!」と思っている自分がいました。

逆に物語の作者からしたら、いかにして犯人を犯人から一番遠い存在に持っていけるかということが一番のキーポイントなのかもしれません。

でも、これはやりすぎると危険です。

なぜなら矛盾が生じてしまうからです。

私は「アンフェア」にも矛盾を感じてしまいました。

彼は紛れもない善人であり、見方であり、決して裏切らない存在であるという様に見せかけたのは見事だと思います。

容疑者と言われていた人たちが次々殺されていって、残された人物が少なくなってからは安藤を疑ったときもありましたが、それまでは彼が黒幕であることは考えてもみませんでした。それに何と言っても雪平のことが好きなのだからそんなはずはないと。

その効果によって、彼が真の黒幕だと分かったときの衝撃が大きくなったのだと思いますが、その動機がどうも腑に落ちない。

雪平への復習であるということが。

ずっと雪平への復習のみを考えて生きてきたとまで言うではないですか・・・!

それじゃあ、雪平への恋心は演技だったのかと言ったら、そうではない。

それは別として好きだったと・・・。

そんなことってあるのだろうか。

雪平の魅力を知って好きになったら、思いとどまるのが普通ではないだろうか。

逆に復讐心が収まらないのであれば、その人に魅力なんて感じるわけがないと私は思います。

なんか「アンフェア」の感想で長くなってしまったので、「白夜行」は簡単に。

薬剤師のあの女の人、小説では本当に青酸カリをもらうためだけに利用されたチョイ役なのに、亮の子供まで生むなんて、ある意味重要人物になってるじゃないと思いました。

それから、亮が血を流して倒れているところに雪穂が来て、暫くたって立ち去るシーン。

小説では笹垣が雪穂に

「この男は・・・誰ですか」

と聞いて、雪穂が

「全然知らない人です。アルバイトの採用は店長に任せておりますから。」

というシーンがないのが寂しかった。

この会話、小説ではすごく印象に残るものなのです。

この会話で、どれだけ雪穂が強い女であるかということを象徴していると思うので。

やはり、小説を読んでドラマを観ると、どうしても比べてしまいますね。

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2006年3月15日 (水)

シークレット・ウインドウ

本の感想ばかり書いているので、たまには映画についても書いてみようと思います。

シークレット・ウインドウはスティーブン・キング原作のサスペンスです。

主演はジョニー・デップ。

ある日、作家の主人公の家に「俺の小説を盗んだだろ!!」と不気味なおじさんが自分が書いたという小説を持って抗議に来たことから始まります。

初めは頭がおかしい人なんだろうと思い、それほど気に留めていなかったのですが、しつこく家に訪れては脅すようなことを言い、そのうち嫌がらせをするようになってきます。

それがどんどんエスカレートしていき、ついにはとんでもない事件が起きるという話です。

私はスティーブン・キングの本や映画は苦手なのが多いのですが、この物語は私の苦手な幽霊関係の非現実的な話ではなかったので大丈夫でした。

ラストはちょっと陳腐な気がしますが、それまでは十分楽しませてもらったので総合的には悪くないと思いました。

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